私は、1人の先生に恋をして、

いろいろなものを失った。

感情とか笑顔とか。

でも、先生に恋をしたおかげで、

こんなに素晴らしい先生の涙がもらえた。

それは、すごく嬉しこと。



「終業式の日には、転勤することを

知ってたんですか?」

「うん。知ってたわ。」

もしかしたら、もう会えないから先生は

私に手を振ってくれたの?

「終業式の日に、何かあったの?」

「終業式の日に、先生は私に手を振って

くれたんです。

私たちにが正しいかもしれないですけど。

それでも私、すごく嬉しくて、

振り返しちゃいました。

ちゃんと見えたのかな?って思って。」

「きっと、見えてるよ。

あの子はそういう子だから。」



「感動話はもう終わった?」