その手はとても熱かった。
私を見上げるショウヘイの目は、潤んでいるように見える。
こんなことばっかで振り回される自分はもう嫌。
ショウヘイは、再婚するかもしれないのよ。
自分の仕事の為に・・・。
「・・・離して。」
ショウヘイの目をしっかりと見つめて言った。
更に掴まれた手がぐっとショウヘイの方に引き寄せられた。
抗おうにも、その力はとても強くて抵抗できない。
そのまま、ショウヘイの前に倒れ込んだ。
ショウヘイの顔が近づいてくる。
だめだ。
もうだめ。
私はショウヘイの手をふりほどいて、また立ち上がった。
「お酒、買ってくる。」
その一言を言うと、自分のバッグを抱えて外に飛び出した。
本当は、もうショウヘイの住む場所になんか戻りたくなかった。
だけど、今のショウヘイをほっとけない。
何なの!
私ばっかりこんな思いして。
階段を駆け下りると、雨が降っていることに気づいた。
嘘でしょ?
傘も持たずに飛びだしてきちゃったし。
今更また部屋にのこのこと「傘かして」なんて戻る勇気もなかった。
とりあえず、一番近くのコンビニまで走ろう。
濡れてもあとはお風呂に入ればいい。
初夏の雨は逆に気持ちがいいくらいだった。
びしゃびしゃとパンプスが音を立てる。
このパンプス、結構高かったんだけどな。
ずぶ濡れのままコンビニに到着した。
コンビニの店員は私を見て、驚いた顔で頭を下げた。
私もにっこり笑って会釈する。
30にもなって傘もささずコンビニまで走ってくるなんて、相当な変わり者よね。
でも、大丈夫、ビール3本買ってすぐ帰るだけだから。
ビールの支払いを済ませると、また外に出て走った。
でも。
ショウヘイの家に近づくにつれ足が重たくなる。
このまま帰っていい?
私、何やってんのかしら。
体中びしょ濡れでビール三本を大事に抱えて。
ねー、トモエ。
この恋は間違ってない?
夜空を見上げた。
雲が夜空を埋め尽くして、月も星も見えない。
ただ冷たい雨が顔に突き刺さるだけ。
私を見上げるショウヘイの目は、潤んでいるように見える。
こんなことばっかで振り回される自分はもう嫌。
ショウヘイは、再婚するかもしれないのよ。
自分の仕事の為に・・・。
「・・・離して。」
ショウヘイの目をしっかりと見つめて言った。
更に掴まれた手がぐっとショウヘイの方に引き寄せられた。
抗おうにも、その力はとても強くて抵抗できない。
そのまま、ショウヘイの前に倒れ込んだ。
ショウヘイの顔が近づいてくる。
だめだ。
もうだめ。
私はショウヘイの手をふりほどいて、また立ち上がった。
「お酒、買ってくる。」
その一言を言うと、自分のバッグを抱えて外に飛び出した。
本当は、もうショウヘイの住む場所になんか戻りたくなかった。
だけど、今のショウヘイをほっとけない。
何なの!
私ばっかりこんな思いして。
階段を駆け下りると、雨が降っていることに気づいた。
嘘でしょ?
傘も持たずに飛びだしてきちゃったし。
今更また部屋にのこのこと「傘かして」なんて戻る勇気もなかった。
とりあえず、一番近くのコンビニまで走ろう。
濡れてもあとはお風呂に入ればいい。
初夏の雨は逆に気持ちがいいくらいだった。
びしゃびしゃとパンプスが音を立てる。
このパンプス、結構高かったんだけどな。
ずぶ濡れのままコンビニに到着した。
コンビニの店員は私を見て、驚いた顔で頭を下げた。
私もにっこり笑って会釈する。
30にもなって傘もささずコンビニまで走ってくるなんて、相当な変わり者よね。
でも、大丈夫、ビール3本買ってすぐ帰るだけだから。
ビールの支払いを済ませると、また外に出て走った。
でも。
ショウヘイの家に近づくにつれ足が重たくなる。
このまま帰っていい?
私、何やってんのかしら。
体中びしょ濡れでビール三本を大事に抱えて。
ねー、トモエ。
この恋は間違ってない?
夜空を見上げた。
雲が夜空を埋め尽くして、月も星も見えない。
ただ冷たい雨が顔に突き刺さるだけ。



