そしてそれからというもの、やはり香園寺ガールズから白い目で見られるようになり女子の中では浮きまくって、私の孤独感はさらに暗さと寡黙さを増した。


そして、心休まるはずの昼休みは教室にいられるような状況ではなくなり、立ち入り禁止の屋上へと続く東階段を居場所とした。


誰も居らず、掃除もされていない。


使われなくなった机とイスが2セットある東階段踊場の2段目の壁側に背をもたれて過ごすのが常となった。




思い出せばずっと1人だった。この孤独を誰かと分かり合えたら楽になるのに…




分かってはいるけれど、やはり私は私自身の心の闇を深めてしまう。