ピピピッ ピピピッ ピピピッ



バキッ


止まった。





あっ……また目覚まし時計壊しちゃった………………てへっ!







まず自己紹介するね



高宮 苺綺(タカミヤイチカ)
16歳
趣味は族潰し
心に深い傷を負っていて秘密がある



こんな感じ。
面白みがないただの高校生
っていっても学校には行ってない
なぜかって言うと……
いやまだ言わないでおく
そのうち私の過去が分かるから




そろそろ下にいってご飯食べよ


タッタッタッタッタッタッタッタッタッ タン

ガチャッ


『おはよう』

「苺綺! おはよう!」

いっつもハキハキしてるなぁ。うちの母さんは

父はと言うと無口でただご飯を食べてるだけ。
話すって言ったら仕事の時か必要最低限だけしかしない。


そんなことを思っていると母さんが話していたことに気づく・・・


「……ということで苺綺には高校に入ってもらうことになったからね!」


へぇー…………って高校!?

『どこの高校なの?』
それ次第で行くかどうかが決まるんだ

「ここから歩いて三十分くらいのとこにある蓮衣高校(レイイコウコウ)よ。しっかり仕事をするのよ?」

『ハァー……わかった!』


私は後で後悔した……ここで行くと言わなければと……