その女に神はひとつ動物を残すとしたら何が良い?と問くと女は猫が良いと答えた。
神は聞き届けたと言い
神は女の額に手をあてた
女は気を失った。
気づけば、歩いても人ひとりいない、周りが猫だらけの世界だった。
女はこれはいいと喜んだ。
食料も水もある。
好きな猫だらけの世界。
大いに喜んだ。
猫と遊びまくった。
しかし、ほかの人は誰もいない世界。
もちろん淋しくなるのは必然。