織田君と腕が当たった。
二人の距離が近づくのは、私の気のせい……
「つきあおう」
赤くなった耳元で、決定的な言葉が紡がれた。
「い、いいの?」
織田君は、こくんと頷いて恥ずかしげに私を見る。
「よろしくお願いします…!」
「はい。」
織田君らしい端的な返事に、顔が綻ぶ。
信じられない。
ほっぺをつねって現実かどうか確かめる代わりに……
つま先立ちをして、織田君のほっぺにキスをした。
織田君は慌てている。
「ちょ、なに。いきなり」
「ごめん、我慢できなくなって…」
ほっぺにキスのお返しは。
「きゃ…」
ひっぱられて、織田君の胸の中へ。
彼の唇が、こめかみに触れる。
お互いの鼓動がわかるくらいに、強く抱きしめられた。
fin.
二人の距離が近づくのは、私の気のせい……
「つきあおう」
赤くなった耳元で、決定的な言葉が紡がれた。
「い、いいの?」
織田君は、こくんと頷いて恥ずかしげに私を見る。
「よろしくお願いします…!」
「はい。」
織田君らしい端的な返事に、顔が綻ぶ。
信じられない。
ほっぺをつねって現実かどうか確かめる代わりに……
つま先立ちをして、織田君のほっぺにキスをした。
織田君は慌てている。
「ちょ、なに。いきなり」
「ごめん、我慢できなくなって…」
ほっぺにキスのお返しは。
「きゃ…」
ひっぱられて、織田君の胸の中へ。
彼の唇が、こめかみに触れる。
お互いの鼓動がわかるくらいに、強く抱きしめられた。
fin.

