「ふふっ!じゃあ来年はエースかな?」


「おう!甲子園連れてってやるよ!」


白い歯を見せて笑った陽亮にまた胸がドキッとした。


そして、確信した。


美波ちゃんと陽亮が仲良くしててモヤモヤしたのも


触れられてドキドキしたのも、全部


陽亮のことが好きだからなんだ。