結び目だらけの赤い糸

「情・・・?」
人混みの中から、
聞きなれた声が聞こえてきた。
ああ、懐かしいな。
「弥生、久しぶり・・・」
私はそのとき、
気がついてしまった。
私の赤い糸の先には、
弥生の指があった。