その日の夜
金縛りに久しぶりに逢わなかった。
どうしてだろうか。あの私がそんな…金縛りに逢わないのはおかしい。 
それは大当たりだった。そのあと結菜の部屋から悲鳴が聞こえた。
「きゃーーーー!ままーー!」な、何事?! ドタドタドタドタドタドタ!
がちゃ。
「結菜?!大丈夫?!」
「ま…ま…わ、たし…し…ん…うの…?そ…の。い、やだよ。もっと、い、きたい。」
手遅れだったわ…。いったころにはもう血まみれだった。
「結菜!大丈夫!大丈夫よ!お母さんと一緒に生きれるから!頑張って!いま救急車呼ぶから!」
スマホをだし119と打つ。