「りんちゃん、おはよう」 今日も素敵な笑顔でわたしを迎えに来る王子様。 わたしの住んでいるマンション、っていっても社員マンションなんだけど。 最上階に住んでいる、つまり社長の息子である森川葵くんとわたしは小さい頃からの仲良しだ。 「葵くん、おはよう!」 小、中、高と同じで毎日いっしょに登下校してる。 「りんちゃん今日もかわいい」 「ちょっ!!」 毎朝のように葵くんはわたしが照れることを言って楽しんでるみたいだ。 今だって、顔を赤くしたわたしを見てくすくすと笑っている。