嫌いだけど君の笑顔を見たい

「多分今、謝っても許してくれないだろうな。」

「でも、次話しかけられたら、一応謝っとくよ。」

俺はそう言って、席についた。


放課後
帰りの準備をしていると、友達が、呼びにきた。

「女の子が呼んでんぞ。」

告白だろう。

そう思って行ってみると、予想が、当たった。

「あ、あの、私、優君が、好きです。」

「あー....」

そんとき、校舎を見たら、そこには、こっちを見てる凛が立っていった。

一瞬驚いて、目を見開いた。

またさらに一段と嫌われるんじゃないか?と、内心思ってしまった。

「うん。ごめん。付き合えない。」

女の子は、お辞儀して、去っていった。

また校舎を見ると、凛は居なかった。

あー、やっぱり。

「ねえ。」

後ろから声を掛けられ、驚く。

「な、何?」

「何で付き合ってあげないの?」

「え。普通は、好きな人同士で付き合うから、好きでもない奴と付き合ってどうするの?」

「へー、そこまで考えてんだ。少し見直した。モテてるってこと以外は認めてあげてもいいよ。」

凛はそう言うと走って行ってしまった。