放課後

俺は、凛の居る教室へ向かった。

嫌われて居るのなんて、知らない。

あいつを落とせば、かわりない。

「一ノ瀬 凛は...お、居た。」

俺は凛に近づいた。

そして後ろから、抱き締めた。

「何ですか?今すぐに離れてください」

「何でそんな冷たいんだ?」

凛は、笑顔でこういった。

「モテてるあなたが嫌いなだけです。」

俺は、直球すぎる凛の言葉に何も言えなかった。