朝、学校に行くと毎日見る光景。



こうなったのは私が蘭‐らん‐と言う族を抜けてからだ。



机は悪口だらけの落書きで汚れていて、椅子にはたくさんの画鋲。


もちろん、ロッカーには沢山のゴミ。


ここでは私のあだ名は「裏切り者」


「誰か慰めてやりなよー」

声がする方を向くといたんだ。


私を裏切り者に仕立てあげ、自らを被害者だと偽り、イジメを始めた本人と、その嘘を信じた私の"元"仲間達が。


雪弥「えー!咲羅ちゃんを虐めたやつだよー?」

皆、この横山咲羅‐よこやまさくら‐の言うことを信じ、イジメを楽しんでいる

翔也「雪弥、やめとけ。」


雪弥‐ゆきや‐が言ったことに翔也‐しょうや‐が反応を示した。


庇ってくれた?、、、
そう思ったがやっぱり違った


翔也「裏切り者と同じ空気吸うだけで吐き気すんぞ。」


あぁ、やっぱり貴方も結局咲羅を信じてるのね。