そこにはさっきのミキからは想像出来ない、全然元気がなくて、もうなんかひからびました~って感じでやばい。どうやばいか説明出来ないくらい。

「ミキ!?どうしたの!」

「カ…オ…ル…ン…クラス…離れちゃったんだよ…」

「あっ、(忘れてた)」

ミキはとてつもない人見知り。うん。引っ込み思案。

「大丈夫!カオルンなんやかんや、友達おお…」

(違う!多くない!)

「なんやかんや、打ち解けれるやん」

「いやっマジで慰めるの下手くそ」

「ごーめーん!」

「もううちは終わった…」

「大丈夫!毎日一緒に登校するし、教室行くから」

「嘘……」

マジで折れそう。ミキのネガティブ思考は耐えられない。キツーい。

「嘘かもしれんけど、嘘じゃな~い!」

「嘘かもしれんけどって本当に慰めんの下手くそックあはは!っ」

と言って笑い出した。まあ、いいやっ!元気になったから何よりだよ!

「さぁっ一緒に上あがろ!」

「いやっ」

「はっ?」

「いやっ」

(´ヘ`;)(´ヘ`;)(´ヘ`;)(´ヘ`;)まじか…

「二組行かない。四組か一組!」

「あなた二組!」

「いや~だっ!」

「ミキ!?」

はっ?ミキ!?私がおかしくなりそう…

「嘘だよっあはは!」

「ミキ!もう知らない!」

「ご~めん!」

「もう知らん!」

「カオルン…ごめん」

「フンッ」

「カオルン…」

「うん?」

「面倒くさい」

「面倒くさいのはあなたの方です」

「「お互い様!」」

「あははっいい加減行こーか」

「そーだね」