「クラス張り出され始めたぞー!」

誰か分からないが男子が叫ぶ声が聞こえた。

「見に行こうか」

「「そーだね」」

「君たち初対面だよね?」

「「そーだよ!」」

「何でそんな息ぴったりなんだ?」

「さあ?」

「わかんなーい」


クラス発表
一組 ソウ
   メル
   サクラ(佐原桜)
   マミ(山口真美)
   ユウナ(月島夕凪)
二組 ミキ
四組 ミズキ
   レイ
   ユウキ(鈴川佑樹)
   ユズキ(谷藤柚希)
   そして私!

なんと!ミズキちゃんとレイコ、私が同じクラス!

「またカオルと同じクラスかよ」

「あっ俺もだ。よろしくなユウキ」

「俺だけ違うクラス…」

「何~落ち込んでんの~?ソウらしくない!」

「りんご、しばくぞ」

「いつものソウだね!」

「はぁ~カオルなんだよ、いつもの俺って」

「さぁ~?ソウらしいソウ!!」

「どうゆうことかな?」

「だ~か~ら」

「もういいし!」

「あはは!」

「笑うな!」

バシッ

「ひどいなぁ~笑っただけで叩くなんて、それこそいつものソウだけど、ってか一人だけ一組じゃないよ!仲いい人すぐに作れる!私、一組遊びにふ行くしね」

「最後のは余計だな」

「はぁ?何よもう知らない!」

「バイバイ。あの世に行ってらっしゃい」

「ひどいなぁ…」

向こうではレイコとミズキちゃんが仲良く遊んでいる。私の居場所はないようだ。

「先に上あがろーかな?」

「カ…オ…ル…ン」

「ミキ!?」