細い細い路地を抜け、角まで行くと、少し小さめのドアがある。

ドアには『102』と書いてある。

ドアを開けると君が笑顔で迎えてくれる。

そう思って、今日も僕はその家に帰る。

「ただいま。」


「おかえりなさい!!」


第一章.プロローグ END