「たんに、いい曲だなぁって」 紫織は笑いながら涙を拭った。 「何だよ(笑でも、いいだろ??」 大希は紫織の隣に座って曲を聞いてる。 「ねぇちゃんのを偶然聞いてたらいいなぁって思ってこれにしたんだ」 「へぇ」 しばらく2人は並んで座り、倖田來未の世界を楽しんでいた。 「あぁ………眠い」 家に帰った紫織は着替えないままソファーに飛び込んだ。 「紫織。着替えてきなさい」 紫織のお母さんは至って普通の主婦である。