紫織達は近くの公園のブランコに座って喋ってた。




「俺の誕生日に、これ可愛かったから買ってきたって言ってくれたんじゃん」




大希は丁寧に手までつけて話した。




「忘れてたぁ(笑」





紫織は大希の方を向いて笑った。



「よぉし、じゃあどっちが高く扱げるか競争な」




ブランコを立ち乗りして紫織にブイサインをしてやる気満々な大希。