相変わらず部活三昧の日常を過ごしていた紫織と大希。




「今日って何日?」


「んと……9日だね」




昼休み、裏階段で一緒に昼食を食べている紫織と大希。




「それがどしたの?」





大希はパンをひとかじりして問い掛けた。




「あのね、16日誕生日なの♪」



楽しそうに話す紫織。