「なんか作るね」 私は立ち上がり キッチンで野菜を切りながら 彼に目線をやる 彼はテレビの前で横になり携帯を触っていた この当たり前の様な時間は いつ無くなるんだろうか あの時はフライパン片手に そんな事を考えていた