いつの間にか私は教室に付いていた。 「おはよー。」 いつもら元気な声で朝から私に元気をくれる親友の香ちゃん。 茶色いミディアムの髪に綺麗にパーマがかかっていてとても可愛い。 「おはよー。」 「えっ? どうしたの? その目……」 香ちゃんも驚いた顔をしている。 まあ、そりゃそうか……。 昨日あんだけ泣いたもんね。 「実はさ……」 私は昨日の出来事をすべて香ちゃんに話した。