「あー、あと、これからはもう俺に関わらないで。 迷惑だから。」
迷惑…… 私の存在はのーくんの事を苦しめていたのかもしれない。
私のせいでもしかしたら自由に生きていけなかったのかもしれない……
そう思うと胸が苦しくて苦しくて……
どうしようもなかった……
「わかった。 ただのクラスメイトになるね。」
「ん。 じゃあ、植木。」
遂には呼び方まで変わってしまったの?
私がいつあなたに悪い事をしたの?
こんな事になるなら、いっそ初めから幼なじみじゃなきゃ良かったのに……
この出来事が夢なら良いのに……

