自分で言うのもなんだけどもえ嫌われてるんだからこれ以上はないよね？

きっと……










「頑張って。はななら大丈夫。」











「うん。ありがとう。頑張ってみる。」




























放課後、私は橘くんの家に行ってみる事にした。

家は隣だからすっと行ける。 なんでいままでは思いつかなかったんだろう。

家に行っても入れてもらえるかは分からないけど。



もう一度、私の事を「はな」って呼んで欲しくて。

もう一度、橘くんのことを「のーくん」って呼びたくて。






私はもう少し、ダメもとでがんばってみたいと思う。