「のーくんとかもう呼ばないでくれる?」 「えっ?」 「いつまで幼なじみやってるの?俺はもう違うんだけど。」 幼なじみはもう終わり…… わかってたよ。分かってたはずなのに…… 「ほんとに終わりなの? もうのーくんって呼んじゃいけないの?」 私の頬には静かに温かいものが流れた。 涙だ…… 「うん。当たり前じゃん。」 そっか…… 当たり前か……