大好きな彼と一緒に居れるんだから。
これ以上望む事なんてない。
でも、神様はそんな事さえも許してくれなかった。
ある日の事、なぜだかのーくんの様子がおかしい。
そわそわしてるっていうかなんていうか……
どうしたんだろう。 聞いてみようかな?
「ねー、のーくん。なんかあった?」
「ん? なんでもないよ。」
「本当に? なんか変だよ。」
「そうかな? 普通だよ。」
いや、なんかおかしい。私に嘘はつけないぞ。
「や、絶対におかしい。なんで言ってくれないの? 隠し事はしない約束でしょ?」
のーくんの顔が一瞬変わった。
やばい、怒るかも……
「だから、なんでも無いって言ってんじゃん。」

