私に出来るかな……?











「あ、あのさ……花。」








なんか香ちゃんが気まずそうにしている。









「ん? どうしたの?」









「これみて。」











そこで私が見たのは……











「えっ? 」










のーくんと写った可愛らしい女の子だった。









「ごめんね。見せるつもりは無かったんだけどみたら諦められるんじゃないかと思って…… 迷惑だったらごめん。」










「迷惑なんかじゃないよ。 逆にありがとう。」









でも、のーくんはもう彼女と仲良くしてるんだ。

私が邪魔で恋が出来なかったのかな?




当たり前だよね。 だってあんなにかっこいいんだもん。


あんなに優しいんだもん。


モテないはずがない。









きっと私がのーくんの邪魔をしていたんだ。