プライドはありました。

運動神経がお世辞にもいいとは言えない私。

せめて頭は良くなりたいと、そう思いました。

底辺が嫌だったのです。

もっと欲を出すならば、

「特別な存在」になりたいと思いました。

恋人でもいい、部活のプレイヤーでもいい、

他人よりずば抜けたセンスを

他人より好かれた人格を

多くのお金より欲しました。