「あ、はは……」


いきなりこんなシチュエーション……!!

やばい、なんだか恥ずかしくなってきた!!



玄関の方に目をやる私。

……あ、そういえば、

ひよりにお茶がいいって言えばよかった。

まだそこにいるかな?


「ゆづくん、ちょっと待っててね」


ゆづくんに声をかけ、立ち上がろうとしたときだった。


「……?」


立ち上がろうと一度テーブルについた手を、ゆづくんに捕まれた。