ジリリリリリリリリ!!

目覚まし時計が今日も元気良く鳴っている

そして私は今日もダルそうに布団から起き上がる

今日も学校

いつも憂鬱(ユウウツ)だけど今日は特に憂鬱

理由は木下君に会いたくないから

昨日も言ってたけど私にはもう彼に会わせる顔が無いのだ!

ああーやだやだ

そう思いながら学校へ

教室のドアを開けるといつも通り私は無視

言い忘れていたけど教室内で私は何か無い以外は無視されている

まあ、裏で何かされるよりは無視してもらった方がよっぽどましだけど

そんな事を考えながら席についたとき、私はとても良い事に気づいた

木下君がクラスの男子と喋ってる!!

とても嬉しい気持ちになった

良かった、本当に良かった!

一時はどうなるかと思ったよ

だけど木下君が楽しそうに話をしているのを見て私は本当に安心したよ!

心が一気に軽くなった

だけどその心はすぐにまた重たくなってしまった

理由は、木下君にある女子が話かけてきたから

最初は彼に話しかけてくれる人がまだいたんだ、と思い嬉しくなった

しかし話しかけた人物が誰だか分かった瞬間に背筋が凍った