「だって、成兄ってめっちゃいい人じゃん!」




翔は知らないから、すべてを。




『あっ、やばいっ!
マネージャーさん待たせてたんだった、』



やばっ、結構時間かかったよね?!




「とりあえず、車に行こう!」



絶対なんか言われるよね?
最悪だぁっ…




「いや、遅いんだけど!」




『ごめんなさい!』



やっぱり、こうなるよね?
まぁ、私達が遅かったのが行けないけどさ、




『マネージャーさん、待たせた上に申し訳ないんですけど…』





「わかってるわよ、成さんが怒るから早く行こう。でしょ?」




さすが、私の考えてる事は全部お見通しか。




「あ、あと。
その子も乗せてけ、でしょ?」




『すいません、お願いします…』



申し訳なさすぎる…




「なんで、成兄が怒るの?」




なんでっ聞かれても、なんて答えていいのかわかんない。





「葉月の事が心配で心配でしょうがないんじゃないー?」




急に入り込んできた、マネージャーさん。