「ここが私の学校か。3年間よろしく。」
私は今日から、この学校の〇〇高校に入学する。
一応進学校と呼ばれているこの学校で、どんな性格するのかな。
「私のクラスは…Gか!」
私はクラスの表を見ながら呟いた。
「え、G!?私も!よかったら一緒に教室しかない?」
そう声をかけてきたのは、隣にいた可愛らしい女の子。
白い肌に大きな目、そして茶髪のショートカットの女の子だった。
「え、もちろん!!私、柊 夏美(ひいらぎ なつみ)って言うの。」
「あ、私は新島 朱里(にいじま あかり)だよー!あーちゃんって呼ばれてるんだよ。」
「そうなんだ!よろしくね、あーちゃん。」
そう言って、あーちゃんと私は教室へ向かった。