「それって私がご飯作り始めた時に言ったの?」
「うん。汗がすごいからって。先に食べといてって言ってた」
「そうなん…えー!だってもう30分立ってるよ!?いくらなんでも遅すぎるよ!」
「あー。何かシャンプーとかあいついつも長いんだよな。一番長くて1時間だった。俺、見てくるわ」
「よろしくね!大河先に食べるよ!って戻ってきたし!」ガチャ!
「いやー。聞いてよ!こいつ、見つかっちゃったとか言ってよ~。叱ってやったぜ!」
「「はあー?!どんだけ心配したと思ってると?!」」
「ごめんなさい!俺、そのあと彼女から電話来てさー!慌てて勇人の家って言ったよ!」
「え?!佑太って彼女居たん?!早く言えよ!俺ら心友だろ!」
「まぁとにかく無事でなによりだよ。さ!早く食べないと、冷めちゃうよ!」
「そうだな!んじゃ!司会よろしく!」そういって大河は私に降る。
「みんなー!お久しぶりー!ということで!再開を祝して!乾杯ー!」
「「「乾杯ー!」」」カチン!カチン!カチン!コップの音が心地好い。