「あ、お父さん来たとき用の服しかないけど、いい?」
「何の話?」
「え、そろそろお風呂入るでしょ?」
すると翔くんは、ふっ…と妖艶になぜか笑って言った
「誘ってんの?その言い方」
そして私の髪をなでる
「さ、さそっ…!」
「やっぱりそうなの?」
気づいたら今度は翔くんが上にいて
私はソファに押し倒されていた
「これでさっきの意味もわかった?」
「え?」
「言ったじゃん、『男と女が一つ屋根の下、何が起きるんだろうね』って」
その瞬間、顔がどんどん熱くなっていくのがわかった
そ、そそそそそそそう意味か!!!
恥ずかしすぎる…/////
なんてアホな事言っちゃったんだろう…
そうすると…
この状況… なかなかまずくない?
「あ、あの、別にそういんじゃないし、その…どいてもらっていいかな…?」
「やだ、さっき野菜食わされた仕返し」
そ、そんなことで?!
いやいや!でもあれは一応翔くんの為を思って!
「あのっ、翔くん、無理やりは悪かったけど、体にいいか…んっ!」
