「なんか面白そうだったから」


それだけをつぶやいた。


「ねぇもう眠いから帰っていい?王子さん」


「俺は海だ、王子とかうざったいからやめろ」


結構ガチな目だった


けれどそんなことはお構い無しに私はその場を去っていった。


だって王子で慣れてたから仕方ない。