「そこに居るのは誰。」




そういう所には敏感な春
そこに誰かがいるという確信はあった。



「あー居るよ、誰?」

「如月 春」

「……あぁ お前か」


そう言うと、足音がこちらに向けて聞こえてきた。


少し身構えてると、そこに見えたのは思いもよらない人だった
……いや、逆に思ってる人でもあったのかも知れない


自分のことなのにわからない。
なんとなく感じただけだ