この「そろばん隊士」は「斬らない新撰組を書く」というテーマで、執筆を開始したものです。

幕末編はかなり資料があったので書きやすかったのですが、明治編は資料がほとんどなく、主人公の岸島芳太郎が京都に滞在し、おまさに原田左之助の最期を伝えたという有名なエピソードはあるものの、渡航記録など、どういう足跡であったかを探るのがかなり大変でした。

まだ150年ぐらい前で、母方の曾祖母が明治6年生まれという筆者にとって、果たして歴史と呼ぶべきかどうか悩むところもありましたが、どうにかまとまりました。

いやー、しばらく歴史物の長いのはいいや(苦笑)

ながながとお読みいただいてありがとうございました。



蝶眠拝