妹の恋人[完]

俺の夕飯を準備してくれていた母さんと、料理やケーキにつ入れあれこれ相談していて。

今年も賑やかなクリスマスになりそうだった。

遅い夕飯を食べていると、珍しく残業で遅くなった父さんが帰ってきて。

一緒に夕飯を食べながら、今日の出来事などを話していて。

ふと、朝の告白のことを思い出し、鞄からタオルを取り出して洗濯機に入れておいた。

父さんよりも先に食べ終わったので、お風呂も先に入ることにして。

俺がお風呂から出るころにはカナコは寝てしまったようで。

リビングでお茶を飲みながら、父さんと母さんが何やら真剣に話をしているところだった。

「ああ、コウヘイ。ちょっとこっちへ」

父さんに呼ばれて、冷蔵庫から水を取り出してソファに座る。

いつになく真剣な二人に、なんだか落ち着かない。

「実はな、また転勤の話があって」

「え?」

ずっと単身赴任を繰り返していた父さん。

やっと戻ってきて、もう転勤はないものだとばかり思っていた。

だから、突然の父さんの言葉に、かなり驚いて。

「いつからなの?」