妹の恋人[完]

クラスの8割が男子ってどうなんだよ・・・。

同じ教室の中にいる高橋さんを見ると、残り2割の女子と楽しそうに話をしているのが見えた。

「浅野、お前高橋さんと付き合ってるんだって?」

初めて同じクラスになったけど、いつも成績上位に入っているから名前だけは知っていた岡島サトシ。

「ああ、付き合ってるよ」

俺の後ろの席に座り、ふーんと言いながら高橋さんを見ていた。

興味があるから聞いてきたのか、でもさほど興味があるようにも見えず、単に話しかけてきただけだったようで。

1年間よろしく!と背中を強く叩かれた。

「いって!・・・よろしく」

なんだかマイペースで、俺の石なんてお構いなしの感じでもう後ろの席のやつに話しかけていた。

始業式も終わり、あっという間に帰宅時間。

今日は塾も休みなので、学校帰りに駅前まで出て高橋さんとお昼を食べつつデートすることにした。