妹の恋人[完]

いつものように学校帰りにお見舞いに来てくれた高橋さんをナースステーションのところまで送り、部屋へ戻った。

なんだかやけに今日は体がだるいと思ったら、寝る前の検温でやはり発熱していたことが判明。

「38度5分。寝むれそう?」

のどが痛むわけでもなく、ちょっと寒気がするくらいで。

それ以外は体がだるい。左腕がうずうずするのはギブスのせいでかゆいんだと思っていた。

「またすぐに様子見に来ます」

部屋を出て行った看護婦さんからもらっちゃお茶を一口飲み、ベッドの上で布団を深くかぶる。

昼間は何ともなかったのに、急に熱なんて・・・。

だるいながらも歩いたりしていたので疲れたのか、気がついたら夜中で。

看護婦さんがそっと様子を見に来てくれていた。

「ごめんね?起こしちゃった?」

気がつけばいつの間にか右腕に点滴が刺さっていて。

「熱が上がったので点滴使いました」

すぐ楽になると思うから、つらかったら読んでね、と言われたけど、頭がぼーっとしていてまたそのまま眠りについた。

朝、目が覚めると頭が痛くて。

のどが渇いているけど起き上がることができない。