私は華恋ちゃんを待たせないように大量のプリントを
持って、2つ下の階の教室まで駆け下りた。

無事にプリントを届け、もぅ1度自分たちの
教室までダッシュ!!

正直、運動が苦手な私にはだいぶキツかった。

階段を登りきり、教室がやっと見えた。

しかし、その視界は『ドンッ』という音と同時に
男の子の顔面にすり変わった。

私はビックリしすぎて、状況を理解するのに
少し時間がかかった。

そして理解すると急に恥ずかしくなる。

今、私はその男の子に床ドンされている状態だったのだ。