「キャアァァァアアァァァ」
校門をくぐるといつものように女子が叫んでいる
はぁ私は溜息をすると
「どうした?」
そう。女子が叫んでいるのは今私に話しかけたこの片桐廉という男に対してなのだ。
ちなみに私間宮月華の好きな人でもある。
っていうのは置いといてとりあえず早くこの場から去りたい。
「どうしたじゃないわ。廉のせいで朝から耳が壊れそうだわ。」
「はっ?俺のせいじゃねーから」
「はいはい。もう早く教室行こう。」
私は早く行きたくて廉の手を掴んで教室を急いだ。
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