ーーー…
正門


来た。


「ごめん。待った?」



「うん。待った!笑」



「普通そこは ううん。待ってないよ。 とか言うやろ!笑」



ばぁか




「だって待ったもん。」





「はいはい。じゃあ後ろ乗って!」




えぇ?




「歩きでいー」





「チャリ乗ってきた意味ないやん!」




フワッ


一瞬体が浮いた。


え?何?




「つかまっとけよ!」



ちょ…




「おろしてよー…」





「ちょ…暴れんなって!落ちんぞ。」