え…


紗香が飛び…降り…た?


私に対してあたりはきつかったけど
大切な妹…


時が止まったように動く紗香を
ただただ呆然と見るしか出来なかった。


「危ねぇ! バカっ!」


紗香の事を思いっ切り引っ張り、
それと同時に快晴が波に呑まれていく。


「かい…せい?」


そこにはびっくりして放心状態の紗香しか
いなかった。