「ばぁか!絶対着いてくなって言っただろ?」 「引っ張られて抵抗できなかった…っ…」 涙を零しながら店の奥で話す。 「それにしても風香が無事で良かったよ…」 まだ怒られると思ったのに思わず耳を疑った。 「え、それって…「別に何でもない。」 被せられてしまったからにはもう聞けない。 「ねぇ、快晴。」 「ん?」 「…ありがと!」 「別に、俺が目を離したのが悪いんだし。 取り敢えず戻ろ、親には内緒な?」 「うんっ!!」