「風香ー!カフェ行ってくるからー!」


「ママっ!紗香も行くー!!でも海の家が…」


「じゃあ午前中だけね。迷惑しないように!」


1階からママの急ぎ声と紗香のはしゃいでる声が
聞こえた。


「あ、それと今日快晴くんに家に…」


「え?え?快晴?どういうこと?」


1階に向かって叫んだけど、その時にはもう
ドアのバタンって音が聞こえた。


「肝心なところで行っちゃうんだから…」


ため息を吐きながら足を引きずりながら
1階へ降りて行きそのまま朝食を…


[ピンポーン♪ ピンポーン♪]


ん…?