好きなだけ。

「よし!そうとなったら早速見に行こ!」


「でも、もう少しで1校時が...」


「大丈夫!大丈夫!」


みのりに手を引っ張られて、
廊下に連れ出されると

ドンッ

私は誰かにぶつかってしまった。


「ごめんなさ_____」


_____嘘、どうして...




「朝から告白なんてやるね」




私の目の前にいるのは


真っ黒でサラサラな髪に


私の好きな柔軟剤の香りに、懐かしい声。


それは紛れもなく私の大好きの声だった。