『もしもし?』

「は、はい。」

『今ひま?』

「な、なんで?」

『いや、暇かなーって思って』

「ひ、暇ですが…」

『まじ!?じゃーどっか行かね?』


「!?!?!?!?!?!?!?」


『もしもーし!聞いてる?』

「あ、あ。ごめん。」

「どこってどこ?」

『えー?「どこ行くのー?」』

「は!?誰いんの?」

『ゲーセンだって。誰?って、神長。』

「なんで亮ちゃんいんの?」

『男ふたりで遊ぶのって何かなーって思って、そしたら神長が、女子連れてこーって言って…』

「あーそうなんだ、てか、何で私?」

『お前独りじゃ、つまんねーだろうから誰かひとり誘ったら?

「?」

無視かよ……
えーーー。李沙は、ダメだしな…あ。苗希でいっか。

「苗希でいい?」

『お。意外。分かった。10時に**駅に集合な。』

「オッケー!ん?何で意外??」

『じゃ、また後でな。』

また無視かよ。