次の日から、私はきらとくんに話しかけるのをやめた。
それが2、3日くらい続いたときに、りさにいわれたんだよね。
『なんで、話しかけてあげないの?』
ってね。
それ聞いたときに、私は怒ったんだよな。
『りさちゃんが話しかけてあげればいいじゃん!』
『りさちゃんのほうが、きらとくん。喜ぶよ!』
って言ったら、りさちゃんも怒って
『なにいってるの?きらとくんはかなえちゃんに話し掛けてもらってすっごく嬉しいっていってたんだよ!』
『ちがうよ!りさちゃんのほうが、きりとくん。笑ってたよ!!』
『そんなことない!だから、明日、また話してみて?そしてちゃんと顔、見てて!』
りさちゃんにいわれたことを次の日やってみたんだよな。素直だったな。
そしたら、うっすらだけど、笑ってて、聞こえないけど、『うん』っていってて、『あ!ほんとだ!!』
って思ったんだ、
ちゃんと見ててあげなきゃ!って思った。
りさちゃんに見せてた笑顔を、いつか私にも見せてくれないかなって思いながら、毎日毎日、はなしかけたんだ。
おわり。
それが2、3日くらい続いたときに、りさにいわれたんだよね。
『なんで、話しかけてあげないの?』
ってね。
それ聞いたときに、私は怒ったんだよな。
『りさちゃんが話しかけてあげればいいじゃん!』
『りさちゃんのほうが、きらとくん。喜ぶよ!』
って言ったら、りさちゃんも怒って
『なにいってるの?きらとくんはかなえちゃんに話し掛けてもらってすっごく嬉しいっていってたんだよ!』
『ちがうよ!りさちゃんのほうが、きりとくん。笑ってたよ!!』
『そんなことない!だから、明日、また話してみて?そしてちゃんと顔、見てて!』
りさちゃんにいわれたことを次の日やってみたんだよな。素直だったな。
そしたら、うっすらだけど、笑ってて、聞こえないけど、『うん』っていってて、『あ!ほんとだ!!』
って思ったんだ、
ちゃんと見ててあげなきゃ!って思った。
りさちゃんに見せてた笑顔を、いつか私にも見せてくれないかなって思いながら、毎日毎日、はなしかけたんだ。
おわり。