今、この人がたっている場所は、 いつもあなたがいた場所だ。 ああ、あなたの顔が見られない。 もし目があったら、 きっと私は、 捨てたはずの気持ちに、 名前をつけてしまうから。 そのときだった。 ガタンッ!