私(翠琴)には幼なじみの瀧(たき)くんがいる。

瀧くんは笑った時、顔をクシャッとさせる。
そんな瀧くんが私は好き。

でも瀧くんは私のこと
た・だ・の・お・さ・な・な・じ・み

としかみてくれてないんだろうな〜…と、想いながら電車の車窓から見える桜の木をぼんやりと眺めていた。